魚が嫌う、人体に無害な有機化合物デナトニウムを含む生分解性プラスチックで製造したビニール袋であることです。魚が嫌う「苦味」のあるデナトニウムによって、魚自らがビ二ール袋、マイクロプラスチックを避けてくれるのです。このように、エネルフィッシュは生分解性プラスチック(※1)が分解するまでの間に、魚が誤飲するリスクを味を利用して解決することができます。

魚の嫌う物質デナトニウムをプラスチックに含めることで、短期的な魚の誤飲を防ぐことが可能です。さらに、微生物が分解することで、中長期的に魚が誤飲するリスクを減らすこともできます。

ポリ乳酸繊維は、原料の乳酸がサトウキビ由来であるためカーボンニュートラル(※2)の考えを利用しています。

※1　微生物によって自然分解されるプラスチック

※2　カーボンニュートラル：ライフサイクルの中で、二酸化炭素の排出と吸収がプラスマイナスゼロのこと。今回の場合、植物の成長過程における光合成による二酸化炭素の吸収量と、植物の焼却による二酸化炭素の排出量が相殺され、実際に大気中の二酸化炭素の増減に影響を与えないことを、示す。この結果、地球上の二酸化炭素を一定量に保つことができ、地球温暖化対策につながる。